UK:ACE (NEW)
英国屈指、いや世界屈指のブギウギピアニストDiz Watson, 率いる英国パブシーンのニューオリンズR&Bバンドである、DIZ & THE DOORMEN がスウェーデン盤のみでリリースしていた2nd.アルバムがひっそりと再発されまして、これまた大傑作の1st.アルバムとともに当店にひっそりと入荷しております。
70年代の中頃より英国のパブシーンで演奏を始めたDizさんは、そのChampion Jack Dupree, Fats Domino, Huey "Piano" Smith, Professor Lomghair, といったニューオリンズの巨匠たちのスタイルを得意とするピアニストで、それら巨匠たちとの共演で知られるニューオリンズのテナーマンLee Alen, さんからも「世界屈指のロッキンピアニスト」との賛辞も得た凄腕。当時のパブシーンではミュージシャンズミュージシャンとも呼べる人気を博していきます。
"Tonky Honk" はスウェーデンに居を移していたDizさんが1995年に突如リリースした作品でで、R&BホンカーのBig Jay McNeely, を大フューチャーし、当地のミュージシャンと作り上げた知る人ぞ知る2nd.アルバム。当時はスウェーデン盤しかリリースされなかったため中々日本では紹介されませんでしたが、相変わらずのスウィンギンなピアノが一部好事家を唸らせた一枚。Mose Allison, ~ George Fame, がモッズのR&Bなら、Dizは間違いなくテッズの流れで聴くべきピアニストじゃないでしょうか。近年もDizとデュオで活動している、ジャマイカ系パーカッショニストのTony Uter, (Jazz Jamaica) も参加。
Diz Watson マイスペ
http://www.myspace.com/dizwatson